アビシニアンビギナーズカフェは、正式なブリーダーさんからアビシニアンをお迎えする事で不幸な猫ちゃんを減らそうという主旨のご縁組みサイトです。

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アビシニアンってどんな猫?

アビシニアンの歴史や性格、体格、体重、カラーの種類、目の色、特徴、鳴き声、マンションキャット?気性が荒い?凶暴化する?アビシニアンちゃんに関するご質問を解説しています。
*アビシニアンの歴史や容姿の記載は「猫の教科書」に基づいています。性格等個体差があるものは、アビシニアン・ビギナーズカフェ契約ブリーダーさんもしくはご縁組みさせていただいたお客様からのご連絡に基づき記載しています。

アビシニアンってどんな猫のメニュー

【アビシニアンのボディタイプ】

【アビシニアンの体重】

【アビシニアンのカラー】

【アビシニアンのアイカラー】

【アビシニアンの顔と体】

【アビシニアンの肉球の色】


【アビシニアンの性格】

【アビシニアンの事故防止対策】

【アビシニアンの平均寿命】

【アビシニアンちゃんのご飯】

【アビシニアンの室温管理】

【アビシニアンの抜け毛】

【アビシニアン 向いている人、向いていない人】


【アビシニアンが凶暴化する?】


アビシニアンってどんな猫?
4500年前の古代エジプトでは猫は神として崇められていました。その神として崇められていた猫がアビシニアンかは定かではないのですが、古代エジプトの壁画にアビシニアンによく似た猫が描かれていたことから、野生のリビア山猫が家猫になったのがアビシニアンの発祥ではないかと言う説がありますが、最近では、アビシニアンのルーツはインド洋海沿いや東南アジア原産の猫が発祥ではないかとも言われており、諸説はありますが、定かではありません。その後、1874年出版の書籍にイギリスの兵士がアビシニア高原(現在のエチオピア)から持ち帰った猫の記録があり、そこから「アビシニアン」と名付けられました。

1800年代の後期にアビシニアンの基礎となる猫種が誕生し、イギリスのラビットキャット(野兎のような毛色の猫)と家庭猫とのペアリングが用いられました。その後、1900年代にアメリカに輸入され、さらにカラフルなカラーが作出されました。

日本にアビシニアンがもたらされたのは1964年の事で、ルディーのアビシニアン男の子がアメリカから輸入されました。


【アビシニアンのボディタイプ】
アビシニアンのボディタイプ
アビシニアンのボディタイプは「フォーリン」と呼ばれる細いタイプになります。猫ちゃんのボディタイプは、オリエンタル(とても細い)、フォーリン(細い)、セミフォーリン(中間のタイプ)、コビー(がっしり)、セミコビー(ややがっしり)、ロング&サブスタンシャル(大型でがっしり、長毛)の大きな6分類で、アビシニアンは細めのフォーリンになり、筋肉質で引き締まり、スレンダーで優美なボディが特徴です。

【アビシニアンの体重】
体重は2キロから4.5キロ程度までが多いようです。アビシニアン・ビギナーズカフェご契約ブリーダーさんのキャッテリーでは、男の子は3−4.5キロ程度、女の子は2−4キロ程度の子が多いようです。アビシニアン・ビギナーズカフェでご縁組みさせていただいたアビシニアンちゃん達はお客様からの成長のご連絡によりますと、男の子は3−5キロ程度、女の子は2−4キロ程度のご連絡が多いようです。

アビシニアンは生後1歳程度までは成長期になります。1歳までは猫ちゃんの好きなだけ食べてもらい、1歳時の体重の増減で増えた、痩せたを判断します。アビシニアンはスレンダーな体型と言う事で、成長期にダイエットを考えてしまう方も多いようなのですが、ダイエットは1歳以降、獣医師の指導の元で適切な対応をするように心がけて下さい。

猫ちゃんのご飯の回数に関しても補足説明させていただきます。猫ちゃんの胃袋はネズミちゃんサイズです。野生の猫ちゃんは3−4時間置きに獲物を捕食していました。朝と晩に2回の食事とお考えの方も多いのですが、2回ですと猫ちゃんはいつも飢餓状態にある場合が多いので、猫ちゃんの胃にも優しい環境にするため、朝と晩の2回のご飯に加え、日中のお留守番の時間帯などはドライフードを置きフードにし、いつでも猫ちゃんが食べられる状態にしておきましょう。

【アビシニアンのカラー】
ルディ、レッド(ソレル)、ブルー、フォーンの4色です。(CFAとTICAではカラーの分類が異なりますが、アビシニアン・ビギナーズカフェでは一般的な4カラーを記載しています。)
アビシニアン・ルディカラー
ルディ
ルディ・ブラウン(赤褐色)。ティッキング(1本の毛の中についている帯状の模様のこと)は濃い茶色、もしくは黒。地の色はオレンジ・ブラウンで、毛先の色が一番濃い。尾の先は黒。
アビシニアン・レッドカラー
レッド(ソレル)
暖かで燃えるような赤。ティッキングはチョコレート・ブラウン。地色はレッド。尾の先はチョコレート・ブラウン。
アビシニアン・ブルーカラー
ブルー
暖かみのあるベージュ。ティッキングはスレート・ブルー(屋根瓦や石板のような灰色がかった青)。地色は暖かみのあるベージュ。
アビシニアン・フォーンカラー
フォーン
暖かみのあるローズがかったベージュ。ティッキングはココア・ブラウン。地色は暖かみのあるベージュ。

いずれのカラーも鮮やかで暖かみのある色合いが重要とされています。

【アビシニアンのアイカラー】
ゴールド、グリーンの2色です。
ゴールドのアイカラーです。
ゴールドのお目目です。

グリーンのアイカラーです。
グリーンのお目目です。
キツンブルーと呼ばれるカラーです。
生後1.5か月程度までは、このようなキツンブルーと呼ばれる目の色の子が多いです。眼球が未発達であることから灰色や青みがかった目の色にみえる時期がありますが、どの子も生後2か月以降はゴールドもしくはグリーンになります。

【アビシニアンの顔と体】
アビシニアンの輪郭
顔の輪郭は丸みのあるくさび型です。
鼻先、顎、喉の上部は白
鼻先、顎、喉の上部は白っぽい。
アビシニアンの目の形
目の形は大きなアーモンド形で印象深い目が特徴です。
アビシニアンの耳の形
耳は大きく、開いて顔についています。
足先は卵形でつま先立ちしているように見える
足先は卵形でつま先立ちしているように見えます。手も足も細く引き締まっていて、手や足の内側に縞はありません。
アビシニアンの尻尾
尻尾は長く、先細りです。


【アビシニアンの肉球の色】
アビシニアンの肉球、カラーによって違いますのでご紹介しますね。猫ちゃんの肉球は毛色に準じているそうです。
アビシニアンルディの肉球の色
ルディちゃんの肉球。黒かこげ茶のようなお色味です。
アビシニアンレッドの肉球の色
レッドちゃんの肉球。可愛いピンク色です。
アビシニアンブルーの肉球の色
ブルーちゃんの肉球。暗めのピンク、小豆色のようなお色味の子が多いようです。
アビシニアンフォーンの肉球の色
フォーンちゃんの肉球。ピンクっぽい暗めの赤色です。

【アビシニアンの性格】
アビシニアンの性格
アビシニアンの性格は、ネットや書籍などでは「賢い」「運動能力が高い」「マンションキャット」「社交的でおおらか」という記載が多く、その反面、「凶暴化する」「神経質」という記載も多くみられますが、猫ちゃんの性格は品種では一括りに出来ません。日本人=勤勉、まじめというイメージが定着していますが、日本人の中でも勤勉ではない人、まじめではない人がいるように、猫ちゃんの性格は、血統が半分、思春期の育ち方半分と言われています。

つまり、ペットショップ出身のアビシニアンと、業者繁殖のアビシニアンと、個人繁殖のアビシニアンと、ブリーダーさんが繁殖したアビシニアンとでは、血統も育てられ方も全く異なるので、ネットや書籍で記載している「アビシニアンの性格」というのは、あくまでその文章を書かれた方の接しているアビシニアンの性格と考えた方が良いと思います。もちろん、ある程度の傾向のようなものは参考になる記載も多々あると思いますが、これらの理由から、アビシニアン・ビギナーズカフェでは、その時々でお客様にご紹介可能なキャッテリーさん毎のアビシニアンの性格をお伝えしています。

ただし、キャッテリー(猫ちゃんの生家、ブリーダーさんのお家の事です。)により血統や子育ての仕方が異なり、性格も変わってまいりますが、基本的には正式なブリーダーさんは気性の荒い親猫ちゃんを繁殖に用いません。一般のご家庭で生涯愛していただけるよう、子々孫々の子猫ちゃん達が不幸にならないように、人間と暮らす事が普通で、人間に愛していただけるアビシニアンちゃんを子育てされていますので、人間が大好きなアビシニアンちゃんとお考えいただいて大丈夫です。

また、お客様から譲渡後、どんな性格に育ったのかのご連絡を多くいただいておりますので、代表的な事例を記載させていただきますね。
アビシニアンはストーカー体質
一番多いご連絡は何といっても「ストーカーのようです。」です(笑)人間家族がトイレに行けばトイレに一緒に入ってきて、膝の上に座ってきたり、お風呂に行けば湯船の周りをうろうろしたり、洗面所で待っていたり…夜は一緒にベッドで寝るのは普通のようです。アビシニアンの性格は?と聞かれて「ストーカー」と言うのも可哀想ですから、「とにかくベタベタの甘えん坊さん」という表現が良いかもしれませんね。お写真はアビシニアン・ビギナーズカフェでご縁組みさせていただいたそうすけくんです。アビシニアン・アルバムに掲載させていただいております。
ナウシカのテトみたい?
抱っこはもちろん、膝乗り、肩乗りが大好きというご連絡がとても多いです。首に乗ってグルグルするアビシニアンも多いようで、「まるでナウシカに出てくるテトのようです!」というお言葉もいただいています。肩乗りが出来るのは、軽くて運動能力が高い証拠だと思います。お写真は、アビシニアンビギナーズカフェでご縁組みさせていただいたらくたくんです。
アビシニアンは遊び好き
猫じゃらしや人間ご家族様とのスキンシップがとにかく大好きなようです。よく、「猫じゃらしをくわえて来ます。」や「ラバーブラシを持ってきます。」というお話を伺います。甘えん坊で寂しがり屋さんな猫ちゃんは、自己アピールが出来ないと、知らず知らずのうちにストレスをためてしまい体調を壊す子もいます。自己アピールが出来る子が多いのも、特徴の一つかもしれません。逆に、ほとんど人間が家にいないお家やツンデレさん、クールな子がお好みのお家には不向きです。猫ちゃんが自己アピールしている時は何らかの要求を訴えている時ですので、それを察してあげられなかったり、うるさく感じてしまう方にはお勧めが出来ません。お写真は、アビシニアン・ビギナーズカフェでご縁組みさせていただいたレオくんです。
アビシニアンは多頭飼育可能です
先住猫ちゃんや、先住ワンちゃん、人間のお子様がいらっしゃるお家にも多くお迎えいただいております。甘え上手で遊び上手なアビシニアンちゃんが多いので、先住猫ちゃん、ワンちゃんが心を開くのが早ければ早いほど、すぐに馴染む傾向にあるようです。運動能力が高いことで、人間のお子様とも一緒に遊んだり、仲良く出来るというご連絡が多いです。ただし、先住猫ちゃんがやきもち焼きやさんだったり、人間ご家族様に自己アピールが出来ない子の場合は、新人アビシニアンちゃんがグイグイ行ってしまうのでストレスためてしまう場合もあるようです。先住ワンちゃんの場合は、しっかりと躾が出来ている前提でしたら仲良しさんになれます。先住がアビシニアンちゃんの場合は、血統により新しい子に対して焼きもちを焼く子もいるようです。新たなご家族様をお迎えの場合は先住猫ちゃん情報を詳しくブリーダーさんにお話しされて、最適なご家族様をお迎えしましょう。お写真は、アビシニアン・ビギナーズカフェでご縁組みさせていただいたミーチャちゃんです。
アビシニアンはマンションキャット
アビシニアンは鳴き声が小さく、とても賢いので最高のマンションキャットと言われているようです。アビシニアン・ビギナーズカフェのお客様もマンションにお住いの方、賃貸にお住まいの方も多く、鳴き声などでご相談をいただいた事はありませんので、マンションキャットと言う表現は適していると思います。ただし、その反面で、残念ですがマンションからの転落事故、カーテンやキャットタワーからの転落事故、脱走による交通事故に関してのご相談(アビシニアン・ビギナーズカフェのお客様からのご連絡ではありません。)も多くいただいております。アビシニアンは、好奇心旺盛で運動能力も高く、スレンダーな体型でと言う事で窓や玄関からするっと抜け出してしまう事も多いのだと思います。高い場所も大好きですから、人間サイドでしっかり事故防止対策をするようにしましょう。

【アビシニアンの事故防止対策】
アビシニアンの事故防止対策
アビシニアンをご家族様にされていた方からのご相談で、マンションからの転落、カーテンやキャットタワーなどの高い場所からの転落事故、玄関からの脱走による交通事故があります。運動能力が高く、スレンダーな体型ですと高い場所へも上りやすく、脱走もしやすい傾向にあります。猫ちゃんは高い場所から落ちても大丈夫、外に出ても大丈夫と勘違いされている方も多いのですが、アビシニアンに限らず、転落や脱走事故防止のためにお迎え前に事故防止対策をするべきです。

■玄関の対策
アビシニアンはスレンダーな体型です。宅配などのシーンで、スルッと扉から出てしまうケースが多いようです。玄関周辺には猫ちゃんの嫌がる臭いのスプレーを定期的に吹きかけ、猫ちゃんが玄関を嫌う様に日頃からしておきましょう。玄関を二重扉にされたり、ゲートやパーテーションをするのも有効です。その他、リビングや寝室などで過ごしてもらい、猫ちゃんが玄関周辺に行かない工夫をされてください。

■窓の対策
器用に網戸を開けてしまう猫ちゃんは少なくありません。網戸にもしっかり鍵をつけましょう。ホームセンターなどで網戸などに取り付けられる鍵が販売されています。窓は猫ちゃんにとって、下界を見下ろす幸せな空間でもあるのですが、夏場は熱中症になりやすく、冬場は泌尿器疾患になりやすい場所でもあります。そういった時季は猫ちゃんが窓辺周辺に行かないように、猫ちゃんの嫌がる臭いのスプレーをしておくのも有効です。

■ベランダの対策
マンションからの転落事故で一番多いのはベランダです。ベランダの縁や柵など猫ちゃんの上れる場所には容易にジャンプ出来ない環境にしましょう。例えば、カレープラント、レモンバーム、ローズマリー、ラベンダーなどのハーブ類は猫ちゃんが嫌う臭いを縁や柵の前に置いたり、猫ちゃんの嫌がる臭いのスプレーを吹きかけておくのも効果があるようです。縁や柵が猫ちゃんの上れる高さの場合は、赤ちゃんやペットちゃん用のネットや柵がホームセンターなどで販売されているので、ネット、柵を取り付けましょう。ネットや柵はしたくないという方は、猫ちゃんがベランダに出ない対策をされてください。

猫ちゃんが転落しますと、大怪我だけではなく死亡事故というケースも多いようです。また、純血種の猫ちゃんの帰巣本能は薄く、お外にでた猫ちゃんの多くは帰宅出来ません。交通事故、感染症、盗難…アビシニアンちゃんがお外で生き抜くには過酷な環境です。猫ちゃんは完全室内飼育を徹底しましょう。


【アビシニアンの平均寿命】
アビシニアンの平均寿命は?
アビシニアンの平均寿命はどれくらいでしょうか?そんなご質問を多くいただきます。とても難しい質問です。ネットや書籍などのアビシニアンの平均寿命は10−14年程度と言う記載が多いようですが、前述させていただいたように猫ちゃんは品種では一括りには出来ません。

アビシニアンと言っても、ペットショップ出身の子、業者ブリーダー繁殖の子、個人繁殖の子、正式なブリーダーさんの子とでは、まず血統が違います。血統によりかかりやすい疾患なども異なりますが、まず、ペットショップなどでは販売された後のアビシニアンちゃんがどのような疾患で亡くなったのか、何歳で亡くなったのかという情報は繁殖者は知る由がありませんので、例えば親猫ちゃんに大きな疾患があったとしても繁殖し続けてしまいます。正式なブリーダーさんは愛猫家の精神から、基本的に猫ちゃんを譲渡されたお客様とは「猫親戚」の間柄になり、譲渡補もお客様とお話しする機会を得られることで、何か大きな疾患や大病が報告された場合、それが遺伝的なものと判断された場合などはその親猫ちゃんの繁殖を停止されるのがモラルです。もちろん命である以上、疾患が出た血統だから長生きしないとか、疾患の出なかった血統だから長生きするという事ではく、あくまで命に対する「想い」にはなりますが、お店出身の猫ちゃんと、ブリーダーから直接譲渡された猫ちゃんでは、既に命に対するスタート地点が異なっていると言えるでしょう。

アビシニアン・ビギナーズカフェでは、このような観点で、アビシニアンちゃんの寿命のご質問に関しては、そのお客様にご紹介、ご提案差し上げるキャッテリー毎のブリーダーさんからヒアリングして、回答をしています。

*ネットや書籍などで一般的に書かれている平均寿命と言うものも、何を統計として算出した年齢なのかが記載されていない場合は憶測の範囲になってしまいます。保険会社などの統計データが一番正確なものになるかもしれませんが、保険会社のデータはやはり、ペットショップやブリーダーなどの出身別の統計は出ていないようですし、保険に加入していない猫ちゃんも多数いますので、アビシニアン・ビギナーズカフェでは、現時点、統計データという記載も品種では一括りに出来ないという認識でいます。(出身別の統計データの記載がある場合はぜひお知らせください。)

では、猫ちゃんが少しでも長生きするにはどうしたらいいのでしょうか?

【アビシニアンちゃんのご飯】
アビシニアンのご飯
人間と同様に、猫ちゃんも健康に過ごすためには、食事は最重要課題です。コンビニやホームセンターなどで販売されている激安のフードは安いなりの理由があり、健康を害すると言っても過言ではありません、猫ちゃんのご飯の危険性についてはこちらをお読みくださればと思います。

まず、お迎え直後のご飯ですが、猫ちゃんは、初めての移動、初めてパパ・ママ・兄妹たちのいない環境でとても緊張しています。少しでも早く新しい環境に慣れてもらうためと、急激なフードの変化による体調不良にならないために、キャッテリーで子猫ちゃんに与えていたものをブリーダーさんに教えていただいてご準備されてください。多くのブリーダーさんが子猫ちゃんの数日分のご飯をプレゼントしてくださいますが、事前にヒアリングしておくと良いでしょう。

また、お迎え直後は緊張からお水を飲めない子もいます。水分摂取量が少ないと腎臓疾患や泌尿器疾患にかかりやすくなってしまいますので、水分の含まれたウェットのパウチ、缶詰や猫用ミルクも用意されておくと良いでしょう。いずれもブリーダーさんに推薦のものをご準備ください。牛乳は下痢の原因になるので与えないでください。猫用ミルクの代わりにヤギミルクを推奨されるブリーダーさんも多くいらっしゃいます。いずれも無添加、無農薬の餌を食べているヤギさんのミルクを選ぶようにしましょう。

お迎えし、お家に慣れてきたらご自身で選択されたフードに徐々に切り替えても大丈夫です。フードにより、ウンチや毛艶なども変わってきます。フードによるアレルギーも多くご連絡いただいています。総合栄養食の自然派フードを選びましょう。

猫ちゃんのフードは年齢や体質、病気によって変っていきます。その都度、ブリーダーさんや獣医さんに相談をされて最適なフードを与えるようにしましょう。
お写真は、アビシニアン・ビギナーズカフェでご縁組みさせていただいたリツくんです。

【アビシニアンの室温管理】
アビシニアンの室温管理
室温の管理もアビシニアンちゃんの健康管理に重要です。アビシニアンは暑さに強いイメージがあるようですが、温暖化が進む中、エアコンなしで窓をしめっぱなしでお留守番させようなどとは絶対に思わないで下さい。人間同様、熱中症になります。基本的には年間を通して27−28度の温度設定を推奨されているブリーダーさんが多いです。夏場はドライで27−28度設定、冬場は27−28度設定に加え、猫ちゃんのいるお部屋はカーペットを敷いたり、タオルケットや毛布などを置いてあげると良いでしょう。猫ちゃんはキャッテリーでは群れて過ごしています。1ニャンの場合は猫ちゃん同士で体をくっつけあう事が出来ませんので、ぺットちゃん用のヒーターやマットを用意されておくと猫ちゃんもぽかぽか幸せです。

猫ちゃんは人間のお子様と同じ感覚で室温を管理してあげてください。猫だからと言う先入観で誤った管理をしてしまう方はとても多いようです。

お写真は、アビシニアン・ビギナーズカフェでご縁組みさせていただいたヴィーナスちゃんです。

【アビシニアンの抜け毛】
アビシニアンの抜け毛
アビシニアンはダブルコートと言って、オーバーコートとアンダーコートの二層に毛が生えています。オーバーコートは直射日光から体を守るための毛で、アンダーコートは保温のためにあり、夏場は抜けて涼しく過ごし、冬場は保温をし温かく過ごす役割を担っています。

そのため、換毛期(春から抜けて、夏場は涼しく、秋から生え変わって冬場は暖かくというイメージです。)には抜け毛が増えます。猫ちゃんは一年を通して抜け毛がありますが、換毛期にはさらに増えます。

抜け毛の量ですが、シンガプーラやシャムネコなどのシングルコート(被毛が上毛のみのこと)の猫ちゃんよりは多く抜けますが、ダブルコートの猫種(アビシニアン、ロシアンブルーなど)の中では抜け毛は少ない傾向にあります。ブリーダーさんはキャットショーの観点から定期的なシャンプーやハンドタオルなどで抜け毛対策されている方が多く、ラバーブラシや死毛をとるとされるファーミネーターなどは使われませんが、一般のご家庭では、豚毛などの獣毛ブラシで体をブラッシング、ラバーブラシでマッサージを兼ねたブラッシングを行うと良いでしょう。

抜け毛に弱い方はマスクをされたり、水やお湯で絞ったタオルでアビシニアンちゃんの体を拭いてからブラッシングすると、抜け毛が飛び散りにくくなり、毛並みも良くなります。

アビシニアンちゃんはとにかくスキンシップが大好きです。体を触られるのもウェルカム!なので、毎日ブラッシングをしてあげる事で猫ちゃんの血行も良くなり、ストレスや毛玉対策にもなります。

【アビシニアン 向いている人、向いていない人】
アビシニアン向いている人、向いていない人
一人暮らしの方、お子様のいらっしゃるファミリー様、共働きのご夫婦様、シルバー世代のお客様より、アビシニアンちゃんを家族に出来ますか?と言うご質問をいただいております。結論から言いますと、どんな世帯のお家でもアビシニアンちゃんはお迎えいただく事は可能です。

*ブリーダーさんによって、NG条件を課されている方もいらっしゃいますが、ブリーダーさんと、お客様のご希望をヒアリングし、マッチングした方同士をご紹介させていただいています。

*お仕事をお持ちの方は、過度に忙しくなく、夜間や週末などは一緒に過ごしていただける方、ファミリー様は人間のお子様もアビシニアンの子猫も分け隔てなく愛して接していただける方、お子様に猫ちゃんの嫌がる行為をされないよう、しっかりお話し出来る方、どの世帯の方もご自身の身に何か起きた場合、猫ちゃんのお世話をして下さるお身内の方やお知り合いがいる、もしくはペットシッターさんを雇用できる経済力がある事が一般的な譲渡条件になります。

ただし、アビシニアン・ビギナーズカフェでご紹介させていただくアビシニアンちゃんはとにかく甘えん坊さんで寂しがり屋の子が多いことから、残業、出張などが多くご自宅にいるお時間が極端に少ない方や週末やお休みの日などに在宅されない方、家庭内別居(夜一緒に寝られない方など)、ツンデレ・クールなお好みの方、ワンちゃんのような躾をアビシニアンに求めている方は向いていませんので、お勧めしていません。

ブリーダーさんは、子猫ちゃんをお渡しされる際は、子供をお婿やお嫁に出すような感覚でいらっしゃいます。天真爛漫で人間を愛してやまないアビシニアンちゃん、ベタベタさせて下さる方、夜一緒に寝られる方、家庭内ストーカー大歓迎の方、ブリーダーさんはお喜びになられます。

【アビシニアンが凶暴化する?】
アビシニアンが凶暴化する?
ネットなどでアビシニアンが凶暴化するという記載があるようで、お客様からご質問をいただきました。アビシニアン・ビギナーズカフェでご縁組させていただいたアビシニアンちゃんでこのようなご相談をいただいた事は今までにないのですが、猫ちゃんが凶暴化する原因や対処法に関して記載させていただきます。

アビシニアンが「凶暴化」というのは、猫ちゃんがシャーっとなっている程度なのか、激しく警戒し、手が付けられない程度(パニック行動)なのか、猫ちゃんのビヘイバープロブレム(問題行動)として多いハンティングなどを楽しんでしまっている状態なのか、何をもって「凶暴化」という表現が用いられているか不明なのですが、いずれにしてもご家族猫ちゃんが突然凶暴に感じる様になってしまうのは悲しいことですね。

ただ、猫ちゃんサイドからしますと、好き好んで「凶暴化」しているわけではないと思います。問題が起きるには、何らかの原因があります。猫ちゃんが凶暴化すると思われる原因と対策を解説します。

*大前提ですが、猫ちゃんが気性が荒くなったり、凶暴と感じられる状態になってしまうのには、環境などの原因が必ずあります。アビシニアン=凶暴化という図式ではありません。ブリーダーさんは風評被害のように思われています。どんな猫種でも環境や育てられ方など問題行動を起こす要因があれば、「凶暴化した」と表現される猫になってしまいます。

■シャーっとする
猫ちゃんと人間家族がべったりした関係であれば滅多にシャーっとすることはありませんが、猫ちゃんは「怖い!」と感じるとシャーっとなります。獣医さんなどが怖くて、診察台でシャーっとなってしまう感じです。お家でもシャーっとしてしまう事があれば、猫ちゃんが「怖いよ!」と感じている原因があります。多くは爪切りや、躾の一環として叩いてしまったり、お子様が尻尾を引っ張ってしまったりと、恐怖を感じる出来事があった場合あった場合です。その場だけですぐに平静になりますが、同じことを繰り返してしまうと、人間自体を恐怖の対象として感じてしまいます。猫ちゃんがシャーっとした時は、同じことをしない事と、猫ちゃんが安心する優しい声で「ごめんね、もうしないよ」と謝って猫ちゃんが平静になるのを待ちましょう。

■激しく警戒し、手が付けられない状態(パニック行動)
猫ちゃんの聴覚は人間の10倍とも言われています。私たち人間には聞こえない恐怖を感じる音を感知して、手が付けられないほど激しく警戒する猫ちゃんがいるようです。特に猫ちゃんは低音を怖がる傾向にあります。(唸り声などと似ているからと言われています。)遠くの工事現場の音や、雷など、人間が聞こえない音を察知している可能性もあります。

嗅覚も人間と比較して数万倍から数十倍と言われています。玄関や庭に外猫が入ってきたことを感知し、パニックを起こすことも多々あります。自分のテリトリーに敵が侵入してくるのですから、パニックを起こしても仕方ないのです。

そういった場合、無理に安心させようと手をだすと引っかかれてしまう場合もあります。猫ちゃんが安心して過ごせる場所だと理解してもらうまで時間がかかりますので、ケージにタオルをかけてあげたり、電気を消した1部屋で過ごしてもらい、いつもの猫ちゃんに戻るまで待ちましょう。猫ちゃんが急にシャーっとしたり、引っかいたりすると、ショックを受けて、触ろうとしたり、なだめようとしてしまう方もいるようですが逆効果です。猫ちゃんが落ち着くまで、人間も落ち着くようにしましょう。人間が慌てて騒ぎ立てると余計にパニックになってしまいます。

■猫ちゃんのビヘイバープロブレム(問題行動)
猫ちゃんは毎日お家で過ごしますので、遊んだり、かまってあげたりする時間が少ないとストレスを感じてしまいます。猫ちゃんが遊べるおもちゃが少ない場合などに、ゲーム行動やハンティング行動を行う子がいます。

ゲーム行動は、人間の足などに急に噛みついたり、飛びついたりする行為です。突然の行為に人間サイドが「キャー」とか「わー!」と声を出してしまうと、その反応を見て楽しむようになってしまいます。賢い猫ちゃんほど、このような行為をして反応を楽しむ様になってしまいますので、足に噛みついてきた李、飛びつかれたりした場合は悲鳴をあげず、冷静に対処しましょう。

ハンティング行為は、本能で獲物に噛みつく行為です。幼少期、猫じゃらしではなく、手や指で猫ちゃんと遊んでしまった経験はありませんか?人間が手で猫ちゃんと遊んでしまうと、手や足をハンティング目標として成長してしまいます。猫ちゃんと手で遊ぶのは厳禁です。噛んだり、引っかいたりしたら、「ダメ」「いけない」と同じ言葉で繰り返ししてはいけないと教えてあげましょう。ハンティング行為にも、人間が慌てたり、叫んだりはご法度です。

これらの問題行動を防ぐためには、毎日猫ちゃんとの遊び時間を持ち、遊び道具で遊んであげる事と、お家にいる時間帯は一緒に過ごし、猫ちゃんのストレスを減らすことに努める事です。



アビシニアンに関する質問は随時公開していきたいと思います。
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